第32回 学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナー(オンライン)
セッション:「家庭医療学×社会疫学 患者さんの困りごと,その正体わかりますか?」
毎年恒例の家庭医療学夏期セミナー。今夏もTeam SAILでセッション参加をしてきました。
コロナ感染の影響で残念ながらオンラインでの開催となりましたが、40名を超える学生さん、研修医の皆さん、専門職の皆さんが参加してくれました。
コロナ感染の影響で残念ながらオンラインでの開催となりましたが、40名を超える学生さん、研修医の皆さん、専門職の皆さんが参加してくれました。
今回はSVSを封印?!
今セッションテーマは「社会疫学」。
「患者さんの背景」とよく聞く言葉を少し深掘りし、社会疫学のプロによるレクチャー、事例を通して社会背景を探索するプロセスを順々にグループで体験してもらいました。
「患者さんの背景」とよく聞く言葉を少し深掘りし、社会疫学のプロによるレクチャー、事例を通して社会背景を探索するプロセスを順々にグループで体験してもらいました。
グループディスカッションはブレイクアウトルームに分かれて実施。学生さんらしい視点で、ディスカッションもとっても盛り上がりました💛患者中心の医療の方法 ~近位コンテクスト・SVSを使って多職種で共有~ |
今回のテーマは『家庭医療学×社会疫学』
社会疫学というのは、そのある社会的な立場や背景にある人々が、疾病の発生や分布など
、健康状態や治療効果が異なることを明らかにするような学問です。
参加者もディスカッションの中でたくさんキーワードに気づきを得たようでした。
参加者もディスカッションの中でたくさんキーワードに気づきを得たようでした。
『患者さんは人間であり、社会に生きているからそれだけ沢山の事情がある』
参加者からもステキな感想をいただきました。
・患者さんが解決したいと思っていることに思いを馳せ、一緒にゴールを探していくことの大切さ。
・患者さんが解決したいと思っていることに思いを馳せ、一緒にゴールを探していくことの大切さ。
・患者の態度・行動の裏には様々な背景があるということ。患者の一番の要望がすぐに出てきているとは限らないということ。
・「情報共有はとても大事だが、実際するとなるととても大変」ということも学びました。この二つを忘れないようにしたいと思います。
Withコロナで社会のつながりにも変化があるかも・・・
オンラインでのセッションは初めてでしたが、学生さんもスタッフも楽しく学ぶことができました。
セッション運営はまだまだ工夫も必要ですが、新しい学習方法、つながりも感じられたセッションとなりました。
セッション運営はまだまだ工夫も必要ですが、新しい学習方法、つながりも感じられたセッションとなりました。
コロナの影響で活動も少しばかり停滞していましたが、今回学生さんからいただいたパワーを基に、少しづつ活動を進めていきます!
次回のTeam SAILの活動に期待して下さい!
次回のTeam SAILの活動に期待して下さい!