今日はTeam SAILのメンバーが大阪の西淀病院にて執筆・研究合宿を開催しました。
参加したメンバーから『合宿レポート』が届きましたのでご紹介します!
2019年10月27日(土)
全国からチームSAILのメンバーが西淀病院医局会議室に集って、執筆・研究合宿を行いました。
まず、井村先生によるシステマティックレビューに関するレクチャーからはじまりました。
「そもそもシステマティックレビューとはなにか?」「システマティックレビューとメタアナリシスの違いは?」、PRISMAによるシステマティックレビューの画一された手順があること、システマティックレビューを行う場合にはPROSPEROに登録する必要があること、そして効果的な文献検索方法をレクチャーしていただきました。
PubmedのMeSH、Advanced search builderを活用することによって、検索範囲を広げてから狭めていく方法をハンズオンで伝授。今まで自分が行ってきた文献検索が以下に甘かったか、身にしみて感じました。システマティックレビューって大変ですね(笑)。
その後、SVSをどういった形で発信していくか、参加メンバーで話し合いました。
総説として和文誌での投稿を検討しておりましたが、SVSを活用した実症例を提示するケースレポートとして打ち出していくほうが、現段階では効果的ではないかとの意見にまとまりました。これまでの蓄積してきたワークショップや事例集のデータを活用し、メンバーが共同して一気にケースレポートの草案を作成。近いうちにSubmitできるような状態までは進めることができました。
今回の合宿の大きな収穫の一つとして、SVSやそのネモニクスとして作成したHEALTH+Pがどのように臨床に活用していけるのか、患者への効果だけでなく、SVSを活用することによる医療者自身への効果も、改めて考え直すことのできました。
これからも定期的に合宿を行っていければと思っています!(Y・Y)